6月に書いた「茨城県の街角景況感(2008年夏)」からさらに・・・
半年ほど前に書いた茨城県の街角景況感(2008年夏)から、景気はますます悪化の一途です。
今回は、オフィス用品販売業(主に通販代理店)である筆者の視点を中心にお届けしたいと思います。
中小零細企業の景況感は先行指標?
実のところ納得はしていないのですが、中小零細企業の景況感は大手に比べ先行するという話を読んだ事があります。
現に私の感触では、今年よりも昨年(2007年)の方が回収が困難になったり、倒産や廃業をする顧客が多かったのです。
ただし、昨年はグレーゾーン金利の件で資金繰りが苦しくなったということも大いにあるとは思います。
再び「勝ち組」「負け組」時代の予感
9月のリーマン破綻が直接のきっかけではないのでしょうが、金融機関からの追加融資が受け辛くなったためか、中企業の破綻が増加しました。(担保の不動産が暴落したとか、何か理由があるのかわかりませんが。)
ところが、中型の案件はぽつぽつと入るのです。もちろん支払いもスムーズに。
可能性として
・零細企業は、すでにある程度は淘汰されている。
・当然、オフィス用品を販売する側も淘汰が進んでいるため、通販を利用する確率が上がった。
・または、ぎりぎりの人数で営業しているため、通販の利便性をとっている。 など。
前回よりもキツイ二極化
前回「勝ち組」「負け組」のフレーズが流行った時代よりも、さらに今回は「勝ち組」が少ないという気がしています。
そのため景気が持ち直してきても、前回の実感なき景気回復よりもさらに実感のない景気回復となる可能性が高いです。
最悪シナリオ スタグフレーション
世界中で金融緩和し財政出動して景気を下支えしようとしています。
現時点では、原油を筆頭に一次産品が暴落してデフレに加速が付いています。
一見、通貨の価値が上がっている(デフレ)ように見えます。
しかし、気になるのが「金価格(ゴールド)」です。原油に比べると、それほど下がっていないのです。
つまり、通貨の価値が大きく上昇しているというわけではありません。
通貨そのものの信認を失えば、不況の状態でインフレが進むスタグフレーションの可能性もあります。
2008/12/11
